当社の止水ボックスは、主にグランドアンカー工法や注入工法において、施工箇所が被圧地下水等によって通常の削孔が困難な場合、止水装置としてご使用いただけます。
(使用用途)削孔口からの土留め壁背面土砂流出、削孔土、注入材流出を軽減
※止水ボックスご使用の場合は、必ず接続用口元管の設置が必要です。
口元管設置詳細につきましては、お気軽にお問い合わせ下さい。
ケーシングゴムパッキン式
ケーシングとの隙間を特殊なゴムパッキンで密閉し、土砂の流出を軽減します。耐久性に優れ、交換も可能です。
■使用方法
1 止水ボックスを予め取り付けた口元管(ガイド管)に取り付ける。
2 削孔時、止水シャッタ-は開いた状態で使用する。
3 アンカー体を挿入後、ケーシングを除去し止水シャッターを閉め、隙間を小さくして土砂の流出を緩める。
4 テンドンに取付けた口元の奥のフリーパッカーで止水し、土砂の流出を和らげる。
5 止水ボックスを取り外し 口元パッカー等で止水する。
規格 | ガイド管 | 適応ケーシング | レンタル |
---|---|---|---|
SSB096 | 125A (5”) | 96 (3”) | - |
SSB150 | 150A (6”) | 96(3”) 118(4”) 133(5”) | 〇 |
SSB175 | 175A (7”) | 118(4”) 133(5”) 146(5”1/2) | 〇 |
SSB200 | 200A (8”) | 118(4”) 133(5”) 146(5”1/2) 165(6”) | 〇 |




グリスコットン(附属交換品)
優良綿糸を八編したものに特殊潤滑剤を含浸させたパッキン


特殊止水ボックス
JIS規格ねじ込みフランジやSカラータイプ等特殊な接続にも対応する製品もございます。その他、有効長、排出口サイズ、排出口数量他、施工条件に応じたゼロ設計からも承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

既製規格品の一般的な鋼管パイプです。専用打ち込みアダプターを使用し、設計深度まで打ち込み、土留め壁背面の土砂流出を軽減し止水対策が可能です。固定ができない為、削孔中の衝撃で共に回転してしまう可能性があり、固定(プレート)をお勧めいたします。
(使用用途)主に土留めが連続地中壁や鋼矢板等の場合に使用でき、土留め壁背面までの深度や施工側への突起部の長さも考慮し、(腹起し等干渉しないよう)打ち込み設置して使用する商品です。
※角度や深度をお間違えのないようにご使用ください。
※地中埋設物等への影響や干渉を保護する用途でもご使用になれます。
ガイド管専用プレート

口元管用プレート
ガイド管打ち込み完了後に専用プレートにて溶接固定することによって、鋼管周辺からの漏水や土砂流出の軽減やケーシングの回転衝撃への緩和、供回り防止を目的として使用します。ガイド菅襟付きタイプのプレート単体となります。固定は全面溶接にてご使用ください。
ガイド管 襟付きタイプ
口元管 各種
口元管(ガイド管)Sカラー加工

口元管(ガイド管)へのSカラー溶接加工
一般的な配管で用いられるヴィクトリックジョイントにて止水ボックスSカラー式と接続が可能その他の鋼管等にも接続ができます。
ガイド管の加工
連壁や粘土層への推進力をUPさせるために、鋭角に切断や切り刃加工も可能です。


口元管 エリ寸法
主に鋼矢板溶接用としてご使用いただけます。削孔角度(設計)及び削孔径に合わせて組み合わせ加工します。全て受注生産にて取り扱っています。
※水漏れが無いように□全面溶接にて設置ください。


口元管(ガイドパイプ寸法表)STK400

口元管(ガイド管)打込みアダプター

150A-133 共通ネジ
175A-146 共通ネジ
200A-165K 鉱研ネジ
200A-165M 和工・三菱ネジ




